【車いすで箱根旅】ホテル宿泊記『箱根・強羅 佳ら久』露天風呂つきユニバーサルルーム[Wheelchair trip to Hakone]Accessible hotels in Hakone Gora Karaku

2023年3月10日

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【車いすで箱根旅】ホテル宿泊記『箱根・強羅 佳ら久』露天風呂つきユニバーサルルーム[Wheelchair trip to Hakone]Accessible hotels in Hakone Gora Karaku

2023年3月10日

【箱根・強羅 佳ら久】ユニバーサルルーム

2022年10月125日(火)~26日(水)
車椅子ユーザーである母と、箱根に1泊温泉旅行。

ロマンスカーで箱根湯本駅まで行き、登山電車 ➔ ケーブルカー ➔ ロープウェイを乗り継いで、大涌谷を観光。2日目には、海賊船、遊覧船を乗り継ぎ、路線バスで箱根湯本駅に戻りました

宿泊は、強羅駅から徒歩3分ほどのところにある『箱根・強羅 佳ら久』というホテルのユニバーサルルームを利用しました。

全室に温泉露天風呂があります静かで優雅落ち着いた雰囲気

車椅子ユーザーである母と、客室露天風呂、そして広々とした貸切の露天風呂を満喫した宿泊のようすを紹介します。

箱根 客室露天風呂つきバリアフリールームのあるホテル

【箱根・強羅 佳ら久】ユニバーサルルームの客室露天風呂

箱根といえば温泉。
今回の旅の一番の目的は、車椅子ユーザーである母とゆったり景色のよい温泉につかることでした。

箱根で温泉に入れるホテルや旅館は数多くあります。
その中で、母と一緒に利用できるところを探すとなると、やはり選択肢はかなり絞られてきます。

貸切のお風呂なら周囲を気にせずに利用することができますが、さらに客室に温泉露天風呂があれば、いつでも好きなときに時間も周囲も気にせずに温泉に入れます

その両方を叶える、貸切風呂もあるホテルで、客室露天風呂つきユニバーサルルームを見つけました

強羅駅から徒歩で3分

今回の旅行は公共交通機関を使って移動しました。
関東圏であれば、車いすの母との移動は車のほうが早くてラクですが、箱根といえば「ロマンスカー」!

ロマンスカーに乗り▼

ロマンスカーの車椅子席に座る母

箱根登山鉄道に乗り換えて▼

【箱根登山電車】スロープをせっちしてもらっているところ

強羅駅に到着▼

強羅駅前の様子

強羅駅前から続く長い坂道を下ってきたところにホテルがあります。駅から徒歩3分ほどなのでとても近いのですが、この坂道がちょっと難点▼(くだりのときはまだいいのですが、駅に向かうときにはのぼりなので、車いすを押した私のアキレス腱はぱんぱん笑)

【箱根・強羅 佳ら久】強羅駅からホテルまでの坂道

のれんをくぐるとホテルです。道の先には駐車場があり、車の場合は駐車場から続いている入り口が別にあります▼

【箱根・強羅 佳ら久】ホテルの入口
【箱根・強羅 佳ら久】ホテルの入口

エントランスはこんな感じ▼
シックで、わりとこじんまりしています。

【箱根・強羅 佳ら久】ホテルのエントランス

入るとすぐにエレベーターがあります。エントランスのあるこの階は、実は4階です。ひとつ下(3階)のフロントへ。
このホテルは坂道に面して建っているので、このような構造になっているようです▼

【箱根・強羅 佳ら久】フロントへのエレベーター
【箱根・強羅 佳ら久】フロントへのエレベーター

フロントに到着すると、ウェルカムドリンクのお茶とお菓子が出されます。お茶をいただきながら、ソファでチェックインの手続き▼

【箱根・強羅 佳ら久】ロビーラウンジ
ウェルカムスイーツとお茶

佳ら久のユニバーサルルーム 206号室

チェックインを済ませ、すぐに案内されたのは私たちが宿泊するユニバーサルルーム「206」号室▼

【箱根・強羅 佳ら久】ユニバーサルルーム206号室の入り口スライドドア

スライドドアを開けると、部屋の奥までひと続きのフラットな床▼

【箱根・強羅 佳ら久】ユニバーサルルーム・スライドドアをあけたところ

進むと、、、▼

【箱根・強羅 佳ら久】ユニバーサルルームに入ったところ

入ってすぐ左側のスライドドアを開けると、洗面所(トイレ、洗面、シャワールーム)があります▼

【箱根・強羅 佳ら久】ユニバーサルルーム入ってすぐ左のトイレ・洗面所・シャワールーム

広々としたトイレ。もちろん車いすは余裕で回転できます▼

【箱根・強羅 佳ら久】ユニバーサルルームのトイレ

シャワールームもスライドドアで仕切られています▼

【箱根・強羅 佳ら久】ユニバーサルルーム入ってすぐ左のトイレ・洗面所・シャワールーム

シャワールームには背もたれ付きシャワーチェアがセットされていました▼

シャワールームにセットされているシャワーチェア

露天風呂のあるテラスへ直線で続く部屋

幅が広めのゆったりしたベッド▼

【箱根・強羅 佳ら久】ユニバーサルルームのベッド

部屋の突き当りにある窓の向こうに露天風呂のあるテラスがあります。
広くとられたスペース。直線の動線とフラットな床で、車いすで移動しやすいです▼

【箱根・強羅 佳ら久】ユニバーサルルームの車いすでも移動しやすい広いスペースと導線

エキストラベッドになると思われるソファ▼

【箱根・強羅 佳ら久】ユニバーサルルームのエキストラベッドになると思われる大きめのソファ

テラス側から入り口方向を見たようす。入り口のドアまで一直線です▼

【箱根・強羅 佳ら久】ユニバーサルルーム・テラス側から見た部屋の様子

雰囲気のいいテラスと露天風呂

テラスへ出るとこんな感じ!色づき始めた紅葉がライトアップされて、幻想的な雰囲気です▼

【箱根・強羅 佳ら久】ユニバーサルルームのテラス・ライトアップされて幻想的な雰囲気

テラスへ出るときも段差はありません▼
浴槽には移乗できるようなスペースと手すりがついています。使いやすさは人によるかもしれませんが、母は入浴することができました。

【箱根・強羅 佳ら久】ユニバーサルルームのテラスにある露天風呂

【箱根・強羅 佳ら久】のテラスにあるリラックスチェア

具体的にいうと、、、
こちらのシャワースペースでシャワーを浴び▼

【箱根・強羅 佳ら久】ユニバーサルルームのシャワールームをのぞく母

テラスへ移動して温泉に浸かる▼

【箱根・強羅 佳ら久】ユニバーサルルームの露天風呂の縁に手をかけてみる母

部屋に入ってすぐのところにあるシャワールームでシャワーを浴びてから、テラスにある露天風呂に移動するのが、シャワーチェアから車いすへの移乗があったりして少し大変ではあります。

部屋のクローゼットにバスローブがかかっていて、シャワールームから露天風呂への移動のときに役立ちました。画像のように、車いすにバスローブを広げておいて、座ったらフワっと羽織れるようにスタンバイしておきます。私もバスローブをさっと羽織って介助▼

【箱根・強羅 佳ら久】ユニバーサルルームのクローゼットにかかっているバスローブ
バスローブをふわっとかけて準備してある母の車いす

ぶはー。しみじみ、、、▼

【箱根・強羅 佳ら久】ユニバーサルルームの露天風呂につかる母

部屋のアメニティ

ゆっくり温泉につかったそのあとは、部屋の冷蔵庫にこんなサービスが。
『飲むみかん』というオレンジジュース、すごく!美味しかったです。手前に並んでいるのはミネラルウォーター▼

【箱根・強羅 佳ら久】ユニバーサルルームの冷蔵庫内
【箱根・強羅 佳ら久】ユニバーサルルームの冷蔵庫に入っている「飲むみかん」ジュース

用意されていた部屋着の作務衣です▼
母と私は身長が低いのですが、ぴったりSサイズが用意されていました。

【箱根・強羅 佳ら久】のルームウェア(作務衣)

フリーフロー(無料)でたのしめるラウンジ

時系列が少し戻りますが、私たちはひとまず部屋に荷物を置いたら、こちらのラウンジでお茶タイムにしました。
19時まではフリーフロータイムとなっていて、ソフトドリンク、ワインや生ビールなどのアルコール、おつまみやスイーツなどが無料でたのしめるようになっています▼

【箱根・強羅 佳ら久】のラウンジの前
【箱根・強羅 佳ら久】ラウンジ内の様子

ミニケーキや一口大の和菓子、おしゃれなコーヒーマシン、いろいろ選べてワクワクします▼

【箱根・強羅 佳ら久】ラウンジのスイーツのショーウィンドウ
【箱根・強羅 佳ら久】ラウンジのコーヒーマシン

2人分のスイーツをトレーに盛ってきて、、、
コーヒーは、カップが選べます。私は陶器のカップ。母はこぼしにくいように蓋付きの紙製カップ▼

トレーに盛ってきたスイーツとカフェオレ
蓋付き紙コップのカフェオレ

佳ら久の夕食

ラウンジから部屋に戻り、露天風呂に浸かったあと、レストランへ移動してディナータイム。
ラウンジもそうですが、シックで高級感があって、こういう場に慣れていない私たちは少し緊張(笑)▼

【箱根・強羅 佳ら久】のレストランの窓から見えるライトアップ
【箱根・強羅 佳ら久】のレストランで 母と私で記念撮影

一品ずつ運ばれてくるフルコース料理でした。ほかでは食べたことのないような工夫を凝らした和食。一つ一つのお料理は量が少なめですが、最終的にはお腹いっぱいすぎて、ご飯物は食べ切れずにすこーしだけお茶碗によそってもらい味見する程度でギブアップ。悔しい、、、(泣)
ガッツリお肉を食べたい方には鉄板焼きレストランもありました。

【箱根・強羅 佳ら久】レストラン「六つ喜」夕食のお品書き
【箱根・強羅 佳ら久】レストラン「六つ喜」夕食のセッティング
【箱根・強羅 佳ら久】レストラン「六つ喜」夕食の先付
【箱根・強羅 佳ら久】レストラン「六つ喜」夕食の前菜
【箱根・強羅 佳ら久】レストラン「六つ喜」夕食の前菜
【箱根・強羅 佳ら久】レストラン「六つ喜」夕食の煮物椀(りんごのおすまし)
【箱根・強羅 佳ら久】レストラン「六つ喜」夕食のお造り
【箱根・強羅 佳ら久】レストラン「六つ喜」夕食の魚料理
【箱根・強羅 佳ら久】レストラン「六つ喜」夕食の強肴(肉料理)
【箱根・強羅 佳ら久】レストラン「六つ喜」夕食の焼き帆立貝御飯(釜めし風のおひつに入っている)
【箱根・強羅 佳ら久】レストラン「六つ喜」夕食の焼き帆立貝御飯(釜めし風のおひつに入っている・蓋を開けてもらったところ)
【箱根・強羅 佳ら久】レストラン「六つ喜」夕食の焼き帆立貝御飯(お椀によそってもらったところ)
【箱根・強羅 佳ら久】レストラン「六つ喜」夕食のデザート(柿とチョコレートのソルベ)

ベッドへの移乗問題

部屋に戻り、母は就寝タイム。

バリアフリールームを利用する際、トイレやバスルームの使い勝手、客室内の導線に並んで気になるのが「ベッドへの移乗」ですよね。
こちらの「佳ら久」のユニバーサルルームのベッドはこんな感じ▼

【箱根・強羅 佳ら久】ユニバーサルルームのベッド

これは、ベッド2台を向かって左側に寄せて(がんばって押すと少し動きます)ベッドサイドのスペースを少し広げた状態です▼

【箱根・強羅 佳ら久】ユニバーサルルームのベッド横のスペース

ベッドサイドのスペースを広げてみたものの、車いすが奥まで入る広さにはならず、、、。
でも、ベッドサイドにはぴったり車いすをつけられたので、私が先に奥に入り介助する形でベッド・イン。

【箱根・強羅 佳ら久】ユニバーサルルーム ベッド横のスペースと車いす

母の右手のところにあるソファの肘掛けになっている部分が、実は少し動いたので、もしかしたら取り外してもらうことも可能かもしれません。

朝の露天風呂

客室の窓から見える朝焼けはこんな感じ▼

【箱根・強羅 佳ら久】ユニバーサルルームのテラスから見た朝焼け

そして、早朝の客室露天風呂はこんな感じ▼

【箱根・強羅 佳ら久】ユニバーサルルームの早朝のテラスの様子(朝日が差して清々しい)

この朝日の中でざぶーんといくのも非常にたまらないのですが、、、

【箱根・強羅 佳ら久】ユニバーサルルームの早朝の露天風呂(朝日が差して清々しい)

貸切の露天風呂へ

実は『貸切露天風呂』を予約してありました。

3種類ある貸切風呂のフロアへはエレベーターで移動。入り口は、ほぼ段差なし▼

【箱根・強羅 佳ら久】貸切露天風呂の入り口(自動ドアで段差なし)

3種類の個室それぞれへの入り口も段差なしで、のれんをくぐった先にあるドアもスライド式、段差なしです▼

【箱根・強羅 佳ら久】3室ある貸切露天風呂の個室への入り口
【箱根・強羅 佳ら久】貸切露天風呂「檜の湯」の入り口(スライドドアで段差なし)

脱衣所内も段差はありません。脱衣所から浴室への扉もスライド式です。そしてほぼ段差なし▼

【箱根・強羅 佳ら久】貸切露天風呂「檜の湯」の脱衣所の様子(車いすでも余裕で入れる広さがあります)
【箱根・強羅 佳ら久】貸切露天風呂「檜の湯」の脱衣所から浴室へのスライドドア

スライドドアを開けると、、、じゃじゃーーーん!!!

【箱根・強羅 佳ら久】貸切露天風呂「檜の湯」の浴室の様子

ホテルのホームページを見て、浴槽に高さがないのでお湯の中への移動がどうかな、、、と不安がありつつも、こちらの『檜の湯』には写真のような手すりがあったので、いけるかもしれないと予約したんですよね▼

【箱根・強羅 佳ら久】貸切露天風呂「檜の湯」浴槽への大きな手すり

準備してくれていたシャワーチェアを洗い場スペースにセット。浴室内はかなりの広さで、車いすのままシャワーチェアや手すりまで移動できます▼

【箱根・強羅 佳ら久】貸切露天風呂「檜の湯」洗い場にセットしたシャワーチェア
【箱根・強羅 佳ら久】貸切露天風呂「檜の湯」手すりのところまで寄せた車いす

車いすで手すりのところまで移動して、手すりを使っていったんしゃがみ、ぺたんと座ってから方向を変えてお湯に入りました▼

【箱根・強羅 佳ら久】貸切露天風呂「檜の湯」手すりのところまで寄せた車いすと温泉につかる母

朝風呂サイコーーー!

【箱根・強羅 佳ら久】貸切露天風呂「檜の湯」温泉につかりくつろぐ母と、浴室から見える景色

トイレ

脱衣所内にはトイレもありました。写真のようにスライドドアでL字型の手すりもついていますが、車いすのまま入るスペースはありません▼

【箱根・強羅 佳ら久】貸切露天風呂「檜の湯」の脱衣所にあるトイレ
【箱根・強羅 佳ら久】貸切露天風呂「檜の湯」の脱衣所にあるトイレ(スライドドアをあけたところ・L字の手すりが見える)

ただ、露天風呂からホテルのフロントへ向かう途中に車いす対応の広々したトイレがあります。写真では見切れていますが、オストメイト対応の水栓もありました▼

【箱根・強羅 佳ら久】貸切露天風呂からフロントに向かう途中にある多機能トイレの外観(スライドドア)
【箱根・強羅 佳ら久】貸切露天風呂からフロントに向かう途中にある多機能トイレの中の様子

佳ら久の朝食

早朝の朝風呂にゆったり浸かって、荷物を整理したあとは朝食会場へ移動。

夕食が和食だったので、朝食は洋食を選んでみました▼

【箱根・強羅 佳ら久】の朝食(洋食)

母は目玉焼き、私はオムレツをセレクト。
ふわぷるなオムレツで、ビーツのケチャップが添えてありました▼

【箱根・強羅 佳ら久】の朝食(洋食のオムレツ)

小さな個室に案内してもらったので、2人でゆっくり楽しめました。窓からの景色もサイコー!
食事が終わり「そろそろ行こうか」と声をかけた私に、普段はわりとせっかち気味な母が「もう少し」と、、、▼

【箱根・強羅 佳ら久】の朝食会場で案内された個室の席から見える景色(遠く続く箱根の山が見える)

「全国旅行支援」を使ってリッチなホテル

コロナ禍で激減した観光需要を呼び戻すため、政府が実施した施策「全国旅行支援」。
今回はこれを使うことができたため、普段ではなかなか泊まれないようなリッチなホテルも選択の視野にいれることができました

やはり、客室露天風呂つきの部屋となると、一気に価格が跳ね上がります。
さらに、客室露天風呂つきでバリアフリールームとなるとほんの何件かに絞られて、その中から本当に実際に母も湯船に入れそうな部屋となると、価格の部分では覚悟も必要。

なので、「全国旅行支援」はいわばチャンスでした

全国旅行支援と予約サイトの割引で2万7,000円のお得

まず、各予約サイトで『佳ら久』のユニバーサルルームの料金プランを調べてみました。ところが、どの予約サイトでも、ユニバーサルルームのプランが出ておらず。これは、バリアフリー対応の客室にはよくあることです。

ただ、Yahooトラベルでは『佳ら久』のプランがプレミアムタイムセールで安くなっていた上に、10%のポイント割引があり、3,000円OFFクーポンもゲットすることができました

私は『佳ら久』に直接電話をかけて、「ユニバーサルルームを予約したいが、できれば予約サイトのYahooトラベル経由で予約したい」と伝えました。

すると、

可能でございます。予約サイトで『西棟・露天風呂付 デラックスルーム』をご予約いただいた後にご連絡いただければ、こちらでユニバーサルルームとご予約を差し替えさせていただきます。料金は『西棟・露天風呂付 デラックスルーム』と同じでございます。

とのこと。

さっそくYahooトラベルで『西棟・露天風呂付 デラックスルーム』を予約して、ホテル『佳ら久』に連絡し、予約を差し替えてもらいました。

Yahooトラベルの3,000円オフクーポンのスマホ画面


その時の決済画面がこちらです。95,370円の料金プランですが、

  • 割引クーポン利用で -3,000円
  • 今回ついた10%のポイントを「いまスグ利用」で -9,230円

で、差し引いて83,140円になった料金をPayPay残高利用で支払いました。

ただ、この時点ではまだ全国旅行支援が適用されていません。
ここからさらに旅行支援の1人5,000円が私と母の合計で-1万円

最終的には、95,370円73,140円になりました。

Yahooトラベルのスマホの決済画面(クーポンやポイントの「いまスグ利用」での割引などが表示されている

それでも1名分は1泊で36,570円ですから、安くなったとはいえ決して安くはありません。しかも、貸切露天風呂は有料で1時間5,000円とかなりお高いのですが、それも地域クーポンで実質無料で利用できたんですよね。

結果的には、今回の全国旅行支援と運良く利用できた各割り引きのおかげで、いままで利用できなかったランクの宿に宿泊することができました。

『箱根・強羅 佳ら久』のユニバーサルルーム

【箱根・強羅 佳ら久】にある水盤が美しい「水のテラス」を車いすで散歩する母

全国旅行支援と割引きを利用してお得に泊まれた今回のホテル。
客室の露天風呂も、貸切の露天風呂も、母がお湯に浸かるには、ただ「ざぶーん」というわけにはいかず、つかまる手すりだったり、シャワーチェアだったり、車いすで直近まで寄ることのできるスペースや段差の少ない床だったり。母に必要なバリアフリーの要素が、完璧ではありませんがほぼほぼ整えられていました。

あとは、

転ばないように、ぶつけないように、移動するときの工夫も、そしてそれを「体験したい!」という本人の気持ちも必要です。さらには、最悪ダメだったときに諦める覚悟と代替案も、、、

今回母は、客室内のシャワールームと露天風呂が離れたところにあることで、気後れしたのか「風邪をひくからお風呂はいい(入らない)」と言い出しました。そこで、服を着ている状態で車いすでシャワールームから露天風呂に移動して一緒にシュミレーションしてみました。「ここで服を脱いで、シャワーして、こう移動して、湯船に、、、いけそうでしょ?」

ここまで来て、私だけ温泉につかるのも悲しすぎるので必死に説得しましたが、まあ、でも、説得できなかったとしても、このホテルの食事やそのほかのサービスがゴージャスで、今までにない体験ができました。代替案というのはこういうことで、宿泊先に限らず旅の行程の全ての中で「結局お湯には浸かれなかったけど、〇〇に行けたのはよかったなぁ」という何かしらの良い思い出が残ればいいなと思っています

そういう意味でも今回のホテルは、普段にはない少しリッチな気分を味わえたのがよかったです。
従業員の方もとても親切で、とくにレストランでは、車いす利用の私たちに臨機応変に対応していただきました。

ホテルの公式ホームページはこちらです▼

【公式】箱根・強羅 佳ら久 - 全室に露天風呂を備えた温泉旅館 2020年10月2日開業
【公式】箱根・強羅 佳ら久 - 全室に露天風呂を備えた温泉旅館 2020年10月2日開業

強羅の大地に佇む、落ちついた和の空気と現代的な過ごしやすさを兼ね備えた温泉旅館、それが「佳ら久」です。全70室の客室に備 ...

www.gora-karaku.jp

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各予約サイトからご予約の際は、ホテルに直接連絡し、ユニバーサルルームとの予約の差し替えが必要です

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