【車椅子で行く北海道】『五稜郭 』と函館グルメ『ラッキーピエロ』[Hokkaido accessible by wheelchair] Goryokaku and Lucky Pierrot

2023年６月28日（水）～30日（金）
車椅子ユーザーである母と、２泊３日の【函館・札幌】北海道旅行。

初日は函館に１泊。朝市 ➡ 五稜郭 ➡ トラピスチヌ修道院 ➡ 函館山の夜景 を観光しました。

車いすユーザーの母と行った『五稜郭』そして函館グルメの『ラッキーピエロ』の様子をレポートします！！

函館駅前から路線バスで移動

函館朝市・駅二市場でイカ釣り体験をしたあとは、五稜郭へ移動。
市場のある函館駅前から、路線バスに乗りました。

五稜郭行きの路線バス

函館駅前に到着した際、イカ釣り体験の駅二市場へ行く前にまずバス案内所に立ち寄って、次に向かう五稜郭行きの路線バスのスロープ出しの予約をしました。

だいたい１時間後に出発するバスに車いすで乗車したいことを伝えると、スタッフの方が電話で確認をとってくれて、スロープ出しの予約を取ることができました。

イカ釣り体験を終えて、バスロータリーに戻り、予定通り五稜郭行きのバスにスロープを出してもらって無事に乗車▼

バスの車窓からは、すぐ横を走る路面電車が見えたり▼

乗車時間15分ほどで、五稜郭近くの「五稜郭公園入口」というバス停に到着。降車時にもまたスロープを出してもらい、運転手さんに感謝！

函館バス 函館営業所の電話番号を載せておきます▶ 0138-51-3137
函館バス公式ホームページはこちら▼

函館バス株式会社

函館バス株式会社のホームページ。時刻表・バス停の位置・路線図（系統図）、料金表の情報。路線バスや定期函館観光バスなど様々 ...

www.hakobus.co.jp

函館グルメ『ラッキーピエロ』へ

バスを降りてからまず向かったのは函館ご当地グルメで有名な『ラッキーピエロ』。
函館にしかチェーン展開していないようで、五稜郭の斜向かいに「五稜郭公園前店」があるので行ってみました。

バス停から徒歩５分

バスを降りて歩いていくとすぐ先には五稜郭タワーが見えています。
五稜郭タワーは左手に見えていますが、その手前のまっ正面に見えている黄色い看板が『ラッキーピエロ』▼

駐車場も６台分あるようです▼

建物に沿って右折します▼

入り口に高めの段差あり

じゃんっ！ここがお店の正面。ド派手！！！
緑色の人工芝が敷いてあるところが入り口・・・段差がっ▼

事前に電話で確認してあって、「入り口に１段、高めの段差があります。店内はフラットです」と聞いてはいたのですが、ほんとに高めの段差▼
私が「うんしょっ」と車いすの前輪を持ち上げつつ押して入ろうとしていたら、通りすがりの若いカップルが「大丈夫ですか！手伝いましょうか！」と駆け寄ってくれました。
※重い電動式の車いすなど、場合によっては入れないかもしれません。

店内はフラットです

うんとこどっこいしょ！と、なんとか入り口を入れば店内はフラット▼

前会計です！

写真に残せていないのですが、入ってすぐの左側に注文・会計カウンターとメニュー表があります。（メニューは上記でご覧の通り、あちこちに貼ってありますが！）
入ってすぐの右側には、待ち時間用のソファがありました。

で、私たちは、わりとよくあるファミレス的な感じだと思い、「お席へご案内いたしまーす」と呼ばれると思いこんで、そのソファに座って静かに順番を待っていたわけですが・・・。

後から入ってくる客、客、客、にどんどん追い越されて、やっと気づきました。
ファミレスではなく、ファーストフード店式の会計、つまり前会計だったんです！
（言ってよ！泣）

私たちが大人しく座っていたのは、テイクアウト客のための待ち時間用ソファでした。
と、いうことで、もちろんテイクアウトも可能です。

新しいような、懐かしいような、ボリューム満点

私たちが注文したのは「チャイニーズチキンカレー」と「ラッキーエッグバーガー」▼

ちょっと辛めで、どこか懐かしい感じのカレーと、ライスの上にどかん！と乗っかった甘辛ダレでしっかり味の付いたジューシー唐揚げ。
撮り方が下手くそでエッグの存在感が皆無ですが、かなりボリューム感のあるハンバーガー。
カメラマンの技量により、その魅力がうまく伝わらないと思いますが・・・

斬新な感じもありながら、昭和生まれの私たちには懐かしい匂いもするような。
店内のたのしい雰囲気と相まって、とても美味しくいただきました。
すっごい満腹！

ちなみに、私たちは丸いテーブル席を利用したのですが、車いすで着席したらこんな感じ▼
※母の車いすは底床タイプで、座面が低めです。

出入り口の段差、店内側から見るとこんな感じ。帰りの際にも難所です。
安全のため、車いすを後ろ向きにしてバックしてお店を出ました▼

五稜郭へ

函館ご当地グルメ『ラッキーピエロ』で腹ごしらえを終え、いざ『五稜郭』へ。

『五稜郭』というのは、江戸時代末期に造られた西洋式の星形の城郭。
私たちが行ったのは、その五稜郭を見渡すことができる五稜郭タワーです。

現在の五稜郭タワーは２代目で、2006年に建てられたものだそうです。
比較的新しい建物で、展望台の外側についている照明はLEDが使われていたり、もちろんバリアフリーにも配慮されていました。

バリアフリーな五稜郭タワー

ラッキーピエロ五稜郭公園前店の斜向かいにある五稜郭タワー。交差点を渡ってすぐ▼

出入り口は自動ドアでフラット。車いすでもまったく問題ありません▼

中へ入るとすぐにチケット売り場があります▼

料金表はこのように掲示されていて、障害者の料金はとくだん表示がありませんが、実際は障害者手帳提示で本人と付添者１名が一般の半額になります▼

展望階までのエレベーター▼
エレベータースタッフがいて、車いすの場合もしっかり案内してくれるので安心です。

五稜郭タワーの展望階

展望階でエレベーターを降りると、じゃーん！！この景色！！！

江戸時代の人たちが、コンピューターもないのにどうやって設計したのでしょうか・・・

復元模型はこんな感じ▼

ほんとうに星形をしています▼

逆光でよく見えませんが、土方歳三氏のブロンズ像▼

360度見渡せる展望フロアは１周ぐるっとフラットです▼

帰りのエレベーターに乗る際には▼

展望階から下へおりるエレベーターは、一般の方は１つ下の階までは階段を利用するように案内されます。でも、歩行困難な場合は全ての階をエレベーターで移動できるので、次のエレベーターが上がってくるまでここ（エレベータ前）で待ちます▼

五稜郭タワー 車いす対応トイレあります

車いす対応のトイレは、１階と２階のフロアにあります▼（※展望階には車いす対応のトイレはないので注意してください）

ベビー用のオムツ替えシートあり。オストメイトにも対応しています▼

次に向かうトラピスチヌ修道院行きのバス

実は、五稜郭タワーに着いてすぐ、次に向かう予定のトラピスチヌ修道院行きの路線バスのスロープ出しを予約してありました。
スマホにバス案内所の番号を登録しておいて電話しました。

函館バスの電話番号 ▶ 0138-51-3137

「いま五稜郭タワーにいて、次にトラピスチヌ修道院に向かいたいが、車いすの同伴者がいるのでスロープ出しのできるバスに乗りたいのですが」と問い合わせると、約１時間後に来るバスがあるとのことで、スロープが出せるか確認して手配してくれました。

スロープ出しをお願いしているバスの時間に合わせて「五稜郭タワー前」というバス停でバスを待ちます▼

函館駅前から五稜郭タワーに来るときに乗ってきたバスとは違う路線で、五稜郭タワーを出て徒歩１分もないくらい、すぐのところにあります。道路を挟んだ目の前には「函館市芸術ホール」「函館美術館」「北洋資料館」などがあります▼

バス停の脇には五稜郭へ続く小道があり▼

ガタガタと車いすを押していったら、五稜郭のこんな景色が広がっていました▼
五稜郭は桜の名所でもあるようで、春になればこのあたりは満開の桜が見られると思われます。

またこのバス停から見上げる五稜郭タワーはなかなかの撮影ポイントではないかと思います。
宇宙ステーションみたい▼

ここで利用したバスは「五稜郭タワー・トラピスチヌシャトルバス」。
車両は路線バスと同じタイプで、後方にある乗車口にスロープを設置することができるので、車いすのまま乗車可能です。

一応、時刻表など詳細がわかるリンクをはっておきます ▶ 五稜郭タワー・トラピスチヌシャトルバス

車いすで行く五稜郭とラッキーピエロ

『ラーッキーピエロ』の出入り口の段差には少し苦戦しましたが、五稜郭は車いすでも問題なく行動できて、とても楽しめました。

五稜郭のエレベータは、途中で階段へ誘導される一般客とは違うルートを通ったりもしますが、各階でおりてお土産ショップなどにも立ち寄れますし、１階には軽食などの休憩コーナー、２階には和食レストランやカレー屋さんもあります▼

私たちは移動に路線バスを利用しましたが、函館駅から車で15分かからないくらいの場所なので、タクシー移動でも高額な料金にはならないと思います。

『ラッキーピエロ』と『五稜郭タワー』の公式ホームページを載せておきます▼

ラッキーピエロ公式ホームページ▼

函館ラッキーピエロ - 函館発、手づくりご当地ハンバーガー&カレーライスの紹介とラッキーニュース、店舗案内。人気グルメメニューとそのうまい物語。おいしさの秘密やキャンペーン情報。

函館発、手づくりご当地ハンバーガー&カレーライスの紹介とラッキーニュース、店舗案内。人気グルメメニューとそのうまい物語。 ...

luckypierrot.jp

私たちが行ったのは『五稜郭公園前店』ですが、『峠下総本店』と『港北大前店』は出入口にもスロープあり。Ｘフォロワーの車椅子ユーザーさんも実際に利用されていると教えていただきました。
『峠下総本店』はハンディキャップトイレ有のようです。

ラッキーピエロ『峠下総本店』公式ホームページ▼

峠下総本店 - 函館ラッキーピエロ

また、冬期間中PM18：00～20：00には素敵なイルミネーションが見られます。七飯町方面へお越しの際はぜひ立

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ラッキーピエロ『港北大前店』公式ホームページ▼

港北大前店 - 函館ラッキーピエロ

グルメレストラン プレスリーが青春だった ラッキーピエロ 港北大前店（みなとほくだいまえてん） 函館市港町3-

luckypierrot.jp

『五稜郭タワー』公式ホームページ▼

函館・五稜郭タワー | 公式ウェブサイト - Goryokaku Tower

函館・五稜郭タワーの公式サイトです。展望台からは特別史跡五稜郭の美しい星形と函館市街や函館山を見ることができます。200 ...

www.goryokaku-tower.co.jp

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