【車椅子で行く京都】観光人力車Wheelchair accessible rickshaw

2022年７月11日（月）～13日（水）
車椅子ユーザーである母と、二泊三日で京都・奈良旅行へ。

２日目。京都嵐山で人力車に乗りました。
あらかじめ予約してあったので、トロッコ列車の駅から出てきたところで待機していてくれました。

人力車の前に乗った嵯峨野観光鉄道『トロッコ列車』のようすはこちら▼

: 【車椅子で行く京都】嵯峨野観光鉄道トロッコ列車Torokko train in a wheelchair
2022年７月11日（月）～13日（水）車椅子ユーザーである母と、二泊三日で京都・奈良旅行へ。２日目。嵯峨野観光鉄道『 ...
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車椅子ユーザーも乗れる人力車

人力車は車椅子ユーザーにとってハードルが高い、もしくは無理だと思っていませんか？
私は無理だと思っていました。

母が車椅子になってから初めての旅行で高山を観光した時に、何度もこの観光人力車を見かけました。
実際「いかがですか～？」と声もかけてもらいました。
その時は、気にはなったものの、車いすの母を乗せることができるのか聞いてみるのも気が引けて、「いやいや無理でしょ」とスルーしていました。

今回、京都旅行を計画していろいろ調べているうちに、車椅子ユーザーが人力車に乗って観光したという情報を目にしたんです。

まずどうやって人力車に乗り込むのだろう、というのが疑問でした。
You Tubeで見たのですが、その方は２人の俥夫さんに両脇から抱えられていました。

その動画を見て「これならいける」と思ったので、ホームページを調べて、さっそく問い合わせの電話をしてみました。

ちなみに私が参考にした２つの動画はこちらとこちら▼

事前の予約と打ち合わせ

私が問い合わせをしたのは「えびす屋京都嵐山総本店」。
私たちはお昼前に嵯峨野のトロッコ列車に乗る予定があったので、その流れで嵐山周辺のエリアを人力車に乗せてもらおうと計画しました。

電話をして、まず車いす利用の母と一緒ということを伝えましたが、特別おどろく樣子もなく、困った感じもなく、こちらの質問に詳しく答えてくれました。

車いすは、サイズにより、折り畳める場合などは人力車に乗せて運ぶこともできるし、大きくて乗せられない場合やコースによっては店舗で預かってもらうことも、到着地に運んでおいてもらうこともできるということ。
コースは嵐山周辺を、詳細は当日にマップを見て相談しながら決めましょうということ。

こちらの要望と状態、あちらのサービス内容をお互いに確認し、時間を予約して、あとは当日臨機応変に対応してくださるとのことでした。

私が問い合わせをしたえびす屋京都嵐山総本店の公式ホームページのリンクをはっておきます▼

: 京都嵐山總本店 | 観光人力車なら｜人力車のえびす屋
真心を込めたおもてなしで旅や観光を楽しんでいただく。それがえびす屋の人力車です。京都嵐山、京都東山、小樽、函館、浅草、鎌 ...
ebisuya.com

当日、人力車への乗り込み

トロッコ列車の後に、ということを伝えてあったので、当日トロッコ列車の時刻に合わせて、トロッコの発着駅の前で待ち合わせ。
人力車の俥夫さん、そしてもう一人、男性のスタッフの方が出迎えてくれました。

２人の男性のサポートで、母が人力車に乗り込む樣子はこんな感じ！

まず、どんなふうにしたらいいか本人に確認▼

両脇から支えてもらって歩行して移乗することに。

母はこのようにしっかりと支えてもらえば、不安定ながらも足を前に進めることができます。
２人のイケメンに支えられて、安心感なのか、逆に緊張なのか、いつもより不安定感が少なく移乗できたように見えました。
スタッフさんとの相談でこうして移乗しましたが、立位が保てない方も両脇から抱えてもらって移乗することが可能なようです。