【車いすで箱根旅】『海賊船』のバリアフリー 芦ノ湖観光 [Wheelchair trip to Hakone] Accessible "pirate ship" Lake Ashinoko sightseeing

2023年2月3日

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【車いすで箱根旅】『海賊船』のバリアフリー 芦ノ湖観光 [Wheelchair trip to Hakone] Accessible "pirate ship" Lake Ashinoko sightseeing

2023年2月3日

2022年10月125日(火)~26日(水)
車椅子ユーザーである母と、箱根に1泊温泉旅行。

ロマンスカーで箱根湯本駅まで行き、登山電車 ➔ ケーブルカー ➔ ロープウェイを乗り継いで、大涌谷を観光。2日目には、海賊船、遊覧船を乗り継ぎ、路線バスで箱根湯本駅に戻りました

車いすユーザーにとって様々な交通機関を利用するのはハードルが高いと思いますよね。

今回の箱根旅行で、私たちはいろいろな乗り物(交通機関)を利用しました。実際には、それぞれの乗務員の方の親切な介助のおかげもあって、どの交通機関も、車いすでもスムーズに利用することができました。
交通機関というより、ゆったりのんびり箱根の景色を堪能しながら、むしろ観光アトラクションのように楽しめました

車いすでもらくらく観光船

箱根火山のカルデラの中にある「芦ノ湖」をクルーズする観光船は2種類あります。
私たちはこの2つを乗り継いで芦ノ湖をほぼ一周し、「箱根園港」からは路線バスに乗ってロマンスカーの発着駅「箱根湯本」に戻りました。

2種類の観光船は「海賊船」(左)と「遊覧船」(右)。


どちらも箱根芦ノ湖の絶景をゆったりのんびり優雅にたのしむことができます。

そして 車いすでも無理なく乗船することができました

このページでは、箱根の「海賊船」に乗り芦ノ湖を観光したようすを紹介します。

箱根 海賊船のバリアフリー

「箱根 海賊船」は、名前のとおり海賊船の姿をした芦ノ湖を巡る観光クルーズ船です
といっても、海賊船というよりは豪華客船のイメージ。

桃源台港・箱根街港・元箱根港に寄港し、ゆったりと豪華な気分を味わいながら1時間ほどかけて一周します。

桃源台港から乗船

私たちはロープウェイで桃源台駅まで行きました。
箱根ロープウェイの終点「桃源台駅」近くになると、ゴンドラからも芦ノ湖が一望できます▼

桃源台駅でロープウェイを降りたら、まず海賊船のチケット売り場へ直行。
エレベーターを使って、ほぼ段差なしで売り場まで移動できます。

ロープウェイのゴンドラを降りるところから海賊船のチケット売り場へ行くまでをビデオに撮りました。早回しにしてあるので40秒ほどで見られます▼

海賊船には「普通船室」と、よりゴージャス感をたのしめる「特別船室」があります。
せっかくなので、追加料金を払って特別船室にしてみました。

海賊船の運賃も、障害者手帳を提示すると割引が受けられます。私たちの場合は、母本人と介助者の私も半額。特別船室の追加料金も半額になりました。
割引の詳細はこちらで確認できます➔「障がい者手帳をお持ちのお客さま

出発まで少し時間があったので、今のうちにトイレタイム!
桃源台駅にある多目的トイレです。
女子トイレの通路を入ったところに多目的トイレがあります。女子トイレの隣には、授乳室、救護室があります。一番右に見えているのは男子トイレ▼

この女子トイレへの通路を入ったところに多目的トイレがあるので、男性の方は入りづらいかもしれません▼

多目的トイレの中の様子はこんな感じ▼

大型の折りたたみベッドもあります▼

時間が近づいてきたので、エレベーターで乗船場に向かいます▼

このエレベーター手前には、この方が▼
実は、箱根は第3新東京市として「エヴァンゲリオン」の舞台となり、「桃源台駅」の副駅名が「第3新東京市」となっているそうです。

エレベーターに乗るとこんな貼り紙▼
「車いすにてご乗船のお客様へ スタッフが優先のご乗車口へご案内させて頂きます。どうぞ窓口までおまわりください。」とあります。

先ほどチケットを購入した窓口の横が、船着場に向かう出口になっています▼
路面はフラット。車いすでも問題なく進めます。

海賊船 スロープで安心乗船

乗り場へ向かうと、2隻の海賊船「ロワイヤルⅡ」(左)と「クイーン芦ノ湖」(右)▼
私たちは右側の「クイーン芦ノ湖」に乗船しました。

降りてきた乗客がゾロゾロと、、、

いよいよ乗船。
一般乗客は手前に見えている乗船口から、車いすの場合はその奥の乗船口から入ります▼

こちらの乗船口にはスロープが設置されています。スムーズに乗船▼

船内のバリアフリー

1階の普通船室の車いすスペースです。乗船口から入ってすぐのところにあり、青い車椅子マークで表示されています▼
スペースが広くとられているので車いすのままでもOK。手すりもあります。シートはひじ掛けが跳ね上がるので、車いすから移乗しやすくなっています。

船内のエレベーター。普通船室(1階と2階)、特別船室(2階)、展望デッキ(3階)へ車いすで移動できます。
私たちは特別船室のチケットを購入したので2階にある特別船室へ▼

エレベーターの中の様子です。車いす用の操作盤もあります▼

エレベーターをおりてすぐのところにある2階の普通船室の車椅子スペースです(赤色の座席)。1階の車椅子スペースと同じく、空間が広くとられています▼

2階の普通船室を通り抜けて特別船室へ。特別船室は勝手に出入りできないように施錠されています▼

特別船室内の様子です。ソファなどのインテリアがいちだんとゴージャス。ワクワクしてきます▼

特別船室の車椅子スペースです。やはりスペースが広くとられていて、車いすを折りたたまずに入れます▼
ゴージャス感! 窓から見えているのは「ロワイヤルⅡ」号です。

車椅子マークだけでなく「優先席」の表示もあります▼

車椅子スペースは、普通船室には5か所、特別船室には2か所あります。(※「クイーン芦ノ湖」の場合。「ロワイヤルⅡ」「ビクトリー」など船によって数は異なります)

普通船室も、特別船室も、「指定席」制ではありません。自由席なので、座席の確保は先着順という感じです。この車椅子スペースもあくまで「優先席」です

私たちのときも、先に入ってこの席に座ろうとしていた健常の方が私たちを見つけて譲ってくれました。

乗船するところから車椅子スペースの座席に着席するまでの動画です▼
スロープ、エレベーターの様子、特別船室のちょっと豪華な感じが参考になるかと思います。早回しにしてあるので40秒ほどで見られます。

芦ノ湖クルーズで贅沢なひととき

ほどなくして、こんな景色が見えてきます。ゆったりのんびり優雅に、芦ノ湖の景色を満喫できます。
窓枠がまるで絵画の額ぶちのよう▼

波もないので揺れません。ひたすらゆっくり景色が過ぎていきます▼

車いすのままデッキにも出られるのですが…

車いすユーザーの方も、デッキに出ることができます。
デッキというのは、この船の屋上部分というか、景色全開の開放的な場所です▼

なおかつ特別船室には、専用のデッキもあります▼
普通船室用のデッキも眺めはいいですが、さらに特別船室専用デッキは、映画「タイタニック」の有名シーンのような、いわゆるデッキの船首の部分。

このフロア自体はフラットで、車いすでも問題なく移動できるのですが▼

特別船室からこのデッキへ出るには、このゴージャスな雰囲気の階段を上る必要があります▼

階段を上がると、デッキのここに出てきます▼

エレベーターを使ってデッキへ行くには

車いすユーザーがデッキへ行くには、先ほどのエレベーターを使います。

ただ、、、

エレベーターは普通船室のフロアにあります。普通船室と特別船室のはドアで区切られており、施錠されています

普通船室の場合はそのままエレベーターで3階のデッキまで上がれるのですが、特別船室を利用している場合には、スタッフに声をかけて施錠をはずしてもらい、いったん特別船室から出る必要があるんですね。

で、そのスタッフが1階の売店にいるんです。特別船室は2階です。
ややこしいのですが、1階の売店にスタッフを呼びにいって特別船室のドアの鍵をあけてもらってエレベーターに乗るんです。

では「2階の特別船室にいる乗客がエレベーターに乗るために1階の売店にどうやって行くか」ですが、、、

先ほどのこの特別船室にあるゴージャスな階段を使って1階までおります(上り階段の裏側が下り階段になっています)▼

つまり、特別船室には階段しかないので、この階段を使って1階の売店にいるスタッフを呼んで鍵をあけてもらわないと、普通船室フロアにあるエレベーターを使えないってことなんです。

海賊船内には、車いすでも利用できる多目的トイレもありますが、やはり1階にあります。

スタッフは特別船室に時々見回りに来てくれますが、そのときに捕まえないと笑、1階に戻ってしまいます。
私はその時はこのしくみがわからなくて、鍵をあけてもらうことができず、母をデッキに連れて行くことができませんでした泣。

詳細はこちらの船内案内図をご覧ください➔ 船内案内図

個人的な感想としては、車いすユーザーの方は普通船室のほうが利用しやすいと思います。

普通船室の1階にも、2階にも、車椅子スペースがあります。普通船室なら施錠に関係なく1階から3階までエレベーターで自由に移動できます。

1階には多目的トイレや売店、3階にはデッキがあります。たしかに特別船室はゴージャス感がありますが、普通船室でも十分優雅にたのしめると思います。

「元箱根港」に到着

40分ほどかけて、海賊船は無事に「元箱根港」へ。

元箱根港の近くにある箱根神社の赤い鳥居が見えてきます。
湖や空の青さと、山の緑と、鳥居の赤、コントラストが美しいです▼

船から降りるときにもスロープでスムーズ。船員さんの制服がカッコいい~▼

車いすで乗る「箱根 海賊船」

車椅子ユーザーにとって、移動手段はいつでも悩みの多い問題と考えがちです。

でもこの「箱根 海賊船」は、スロープ、エレベーター、多目的トイレ、車いす優先スペースなど、車いすユーザーも安心して乗船できるようバリアフリーに対応。
どのような車いすでもほぼ乗船可能な移動手段で、なおかつ景色や乗り物自体をたのしめるアクティビティでもあります。お手頃な料金で、とても優雅な時間を満喫できました

ちなみに、海賊船の各港には駐車場もあるので、自家用車を利用の場合でも海賊船をたのしむこともできます。

箱根 海賊船」の公式ホームページはこちら▼

箱根海賊船|箱根ナビ
箱根海賊船|箱根ナビ

箱根海賊船を紹介するホームページです。海賊船の運航状況、インフォメーション、SNS情報、箱根海賊船スペシャルコンテンツを ...

www.hakonenavi.jp

今回の旅行で私が参考にした箱根の観光バリアフリーマップがあります。ウェブで見ることができます➔『車いすで巡る箱根旅 観光MAP

もし箱根でバリアフリールームのあるホテルを探しているならこちら▼

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